好きな人が、優しかった。

こんばんは。

つんく♂さんが大好きだから、ブログの題名ぜんぶ、つんく♂さんのフレーズにしようと思います。

 

台風がすぐそこまでやってきた雨降る土曜日に、病み上がり・授業帰りのわたしが、わざわざ超人混み就活イベントに参加したたったひとつの理由、

 

それは―――

ハピキラFACTORY代表の正能茉優さんの講演を聞くこと!

 

以前ネットの記事を読んだ時から、戦略的で挑戦的でカッコイイのに、なんとなく等身大な印象があって、すごくスキ!って思っていて。

今日運よくお目にかかることができました。思っていたように、戦略的で、良い意味でしたたか。でもそこが等身大ですんごく優しい方でした。

 

ご自身でも仰るように、ミレニアル世代のもどかしさを体現した生き方。カレーだけじゃ飽きちゃうし、カレーもスパゲッティもどっちも食べたいから、「ビュッフェキャリア」。

ナンバーワンもファーストワンも難しいからオンリーワンを目指すって考えて就職をしたところとか、実現したオンリーワンそのものをファーストワンとして埋め込むためのプランを立てているところとか、人からどう見られるかをしっかり自分でブランディングするところとか。超現代っ子ぽい。濃い。しかも、実際に話してみると、「なんだ、これならできるじゃーん」って思わせてくれる話し方とか言い回しとか、これもキャラとして立ってる。さすがだなあって思います。

 

こんなお姉ちゃん欲しかった!!って思いながら(妹さんわたしと同級生らしい)、フランクにいっぱいお話させていただいて、印象的だったかつネットに書いても良さそうな(笑)ことをまとめておきます。

 

「偶然が今の自分を生んでいる。」

大学生の時に機会に恵まれて長野に行き、そこで出会ったモノや人が結果として起業のきっかけになったこととか、全部偶然がもたらしたものと考えているのだそう。運命論者なんだって。

わたしが大学のプログラムで機会に恵まれて中華圏に出会ったのも、思えば偶然の仕掛けた罠だったのかも。「機会に恵まれてどこかに行く」部分が正能さんと共通していたからこそ、ぐさっと刺さって、偶然を信じて歩いていく勇気がちょっと出た。嬉しかったです。

 

「借り物競争のプロになる。」

覚えやすくていい!

できないことは得意な人にお願いする。会社を作った時からずっと意識しているのだそう。そもそも社会ってきっとそうやって動いてるし、基本的なことなんだけど、「素直に頼ること」はしっかり覚えておきたいな。

 

「持ち駒を増やしておく。」

そういえば、最近読んだ『ギグ・エコノミー』という本にも似たようなことが書かれていて、読んだあとに、自分が将来持てそうな駒をリストアップしてワクワクしてたなあ。

人間だし、今やっていることはいずれ飽きる(飽きない人はそれで良いのだけど)。だから、駒を「増やし続ける努力はしなくちゃね」、と仰っていました。

 

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じゃあわたしはどうするんだろう。

持ち駒1号は、既存の大学生に優しい新卒制度を使って取りに行く。しっかり内々定をいただけたら、卒業までに、欲しい駒をいくつか取りに行きたいな。って思いました。そしていつか、自分が持っている駒たちの組み合わせにしか成せないことを成してみたい。

 

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土曜日の独り言。

帰り道、正能さんが「やりたいことがあるっていいね」と言ってくださって。やりたいこと見つからないなあって思うこともあるけど、他の人から見たら案外「やりたいことの芽」は持っているのかもしれないなって思いました。

 

ご縁というのは重なるもので、今日、中国語の授業でも、「あなたは本当に中華圏で暮らしてみたいんだね~」って先生に言われた。今まで意識したことはなかったのだけど、まわりの人から見たら、これもわたしの「やりたいこと」のひとつなのかも。

台湾に住みたいのはもちろん、中国のビジネスを内側から見てみたいし、中国の人とも働いてみたい。親戚のおじさんが昔住んでた香港にもワクワクするし、まだ行ったことがないシンガポール・マレーシアにも、お仕事で行ってみたい。

 

土曜日の独り言2.

それから、今日という日を作ってくれたのは、(就活風に言えば)アイドルヲタ活動で鍛えた「出待ち力(行動力?)」と、握手会で鍛えた「短時間で愛と感謝を伝えきる能力」のおかげ。もっと育ててあげたい。ヲタクにしか描けない人生、描いて見せましょうぞ。

やっぱり、実際に憧れの人と話すっていうのはすーごく面白い。それに、すごい人ほど年下を大切にしてくれるなあって思います。特に、みんなが恐れてしまって話せない人。そういう人にも 本当に知りたいことを質問したり、自分の思いを伝えたりできる、篤姫みたいな人になれたらいいなあ。

 

ということで、またいつか正能さんとお話できる日まで、毎日ワクワクを大切に、好きにやってみることにします。 

 

Ryo.