圧倒的成長はしなくてもいいんだけど、長期インターンは始めてよかった話。

 こんばんは。かじりかけインターンのこと、書いておきます。

成長志向はそれほどないし、ES用「学生時代に頑張ったこと」が欲しいわけでもないわたしが、就活スタート期に長期インターンを始めて1か月ほど経ちました。

将来的にアジアで働いてみたい思いがあるので...みたいな志望動機で、アジア系ベンチャーの日本支社でお世話になっています。あとは、学生のうちにしかできないことにまたひとつトライしてみたかったから。

 

就活前に長期インターンを始めてよかった6つのこと。

1か月が経って感じた、インターンを始めて(ゆるめの)良かったことを(ゆるめに)ずらっと並べてみました。

また年末ごろには心境が変わっいるかもしれませんが、まずは1か月という節目に少し振り返りたい。

 

① 一般職はまだいいや、まずは総合職or専門職に進もう。と決断できた。

 ワークよりライフが欲しい、激務は体調崩しそうで怖い、人間関係を大切にする人生がいい等々のそれっぽい理由をつけて、今までは一般職総合職問わずに就職先を探していました。ネットで「一般職女子VS総合職女子」のような記事を読むたびに一般職女子のほうがええやん…と思ったり、「家庭と仕事を両立するスゴママ!」のような記事を見つけては、親の絶大なサポートとプライベートと会社内での立場という犠牲がその裏にあるんだろうなあ...と疑ったり。

 

でも、毎日の仕事の中で、少しでも権限を与えていただいて案を考えたり実行したりすることが楽しくて、やっぱり自分で考えたモノコトをカタチにできるお仕事って素敵だなあ、もっと範囲を広げてやってみたいなあ、と素直に思うようになりました。

ビジネスの世界で揉まれて鍛えられておけば、いざとなったときにバックオフィスに移って新しい仕事を学び、いわゆる総合職とは違った形で誰かに貢献することも可能なのでは、と思います。で、恐らく日本社会でその逆は非常に難しい。だから目先のメリットのために一般職に就くよりも、まずは仕事内容のより広い総合職や、特定のフィールドを極める専門職に挑戦してみよう!と考えています。

 

ロールモデルになりうる人たちに出会えた。

これは職種や会社にもよるかもしれませんが、わたしは内部の上司や外部で出会った方々のなかで、実際にこうやって生きるの素敵!と思う方に出会えたり、それぞれの方の人間として素敵な部分を盗むきっかけがつかめたりしました。というのも、OBOG訪問や説明会などと違って、実際に働く現場にいる働くオトナの方と働いているシーンで関われた、というのが大きいと思います。

 

 ③ 自分にとって嫌なことや苦手な価値観が見えてきた。

あ、わたしってこういう考え方をするタスクが苦手なんだなあとか、相手に気持ちよく話してもらう会話力が足りないなあとか、もっと脳みそフル回転させる仕事も欲しいなあとか。日々の業務をこなす中で、毎日いろいろ考えてます。

ベンチャーって、年次が低くても、良くも悪くもいろんなことができる場所 。だからこそ、苦手で克服したいことや、嫌いで金輪際関わりたくないことがしっかり見えてくるので、「これを克服できるように○○してみるぞ!」という前向きな目標や、「今後これをやらない人生にするぞ!」と裏返しのプランができたり。インターンを始める前の自分にはできなかったことなので、すごくプラスになっています。

 

④ 学生と社会人をいいとこどりした視点が持てる、気がしてきた。

「会社の中の人間」 として社会を見るのと、「学生」として社会を見るのって、やっぱり大きく違うんじゃないかなと思います。具体的な例は上手に挙げられないけれど。

一日の半分は「学生」として社会を見て、残りの半分は「会社の人間」として社会を見る、という毎日。歴史や思想に関する本も読むし、ビジネスも考えるし、自己啓発もしたいし。自分の中の小さかった世界がグーンと広がって、毎日それを担いで歩いてるイメージです。実際に担いでるカバンも重いです。

 

外資系企業で働くイメージがつかめそう。

そもそもインターンを始めたきっかけのひとつに、アジア発祥の企業で働いてみて、将来的日本から出ていくイメージを具体的に持ちたい、という思いがありました。できれば、できればなんですけど、海外移住をしてみたいんです。人生100年のうち1回くらいいいよね。でも、今志望している会社は日系がほとんど。だから、就職するよりも気軽に外資企業にジョインできるインターンを、就活のためと位置付けず、10年後のため、と考えています。

 

⑥ クローゼットも変わってきた。

メリットなのかはわかりませんが、オフィスに通うようになってから私服の系統が変わってきました。服装規定は特にないのですが、「オフィスで着ても浮かないけどお洒落なカジュアル」に挑戦中。となると、お休みの日も普段の服にアレンジを加えて着まわせた方が、お財布が嬉しい。なので、今までと違う系統のファッションができたり、いかにデキる女性らしく見せるかたまーに意識したり。これもとっても楽しいです(笑)。

 

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まとめ

もちろん、週6授業もあるので平日はゆっくり休めなかったり、時間が拘束されて勉強時間・読書時間が確保できない等のデメリットもあるのですが、ながーい人生、一度くらい長期のインターンをしてみるのもいいのかもしれません。そしてやっぱり、簡単に言うとちょこっとだけ社会に出られたという面で、就活後ではなく、就活前に始めてみてよかったなって思います。いわゆるギグ・エコノミーでも戦っていけるように、興味があること全部挑戦してからモラトリアム卒業したいな。

 

Ryo.